岡山大学大学院 環境生命科学研究科

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表面汚染抑制と生体分子修復の両立を目指した、新規バイオ分離材料の開発(資源循環学専攻)

2021年09月30日

◆科学研究費 基盤研究(B)一般
◆研究代表者:島内 寿徳 →研究紹介ページはこちら
◆令和3年度~令和5年度

医療材料の表面汚染の原因である多朴室吸着を抑制するべく開発された材料では、タンパク質構造の崩壊制御や修復ができず、正常細胞組織への負荷、損傷が問題であった。そこで、タンパク質が医療材料表面上を二次元拡散しながら、構造崩壊と修復を断続的に繰り返し、天然構造、アミロイド、凝集などの種々の成長相へと変化するという仮説を検証する。そして、その根源となる材料界面の動的構造を改変し、吸着抑制と修復動作が同時に誘導される界面材料を開発する。

ACADEMIC YEAR