岡山大学大学院 環境生命科学研究科

MENU

性的な武器の進化とその制約の遺伝基盤解明(生命環境学専攻)

2021年09月17日

◆科学研究費 基盤研究(B)
◆研究分担者:岡田 賢祐 →研究紹介ページはこちら
◆令和2年度~令和6年度

異性をめぐる競争によって生じる性選択は、オスの武器の進化を促す原動力である。著しく発達したカブトムシの角がその典型的な例であり、メスをめぐるオス同士の闘争に武器として使われている。より発達した武器を持つオスは多くのメスと交配が可能であり、繁殖成功度は高い。その一方で、発達した武器は目立つので、天敵に発見されやすくなるなど、武器形質の発達には様々な制約がある。本課題では、オスの武器の発達とその制約について様々な手法を用いて明らかにする。

ACADEMIC YEAR