2021年度「国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラム」
課題名
若手教員によるポストSDGsにおける「食と環境」分野の共創的イノベーションリーダー育成プログラム
概要
持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals (SDGs)を学び、東南アジア・南西アジアにおける「食と環境」分野の社会実装を目指した共創的イノベーションを創出する人材育成を目指す。
趣旨
2030年までに達成を目指す世界戦略の持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)の精神を学び、若手教員による2030年以降のポストSDGsにおける「食と環境」分野の社会実装を目指した共創的イノベーションを創出する東南アジア・南西アジアのグローバルリーダー育成プログラムである。
特徴
- 留学生がSDGsを学び、学位取得後も若手教員と修了後20年以上に及ぶ『ポストSDGs』に向けた社会実装を目指した共創的イノベーションを創出し続ける関係の構築
- 地球規模の課題と本学の教育研究資源および地域の資源をマッチングさせる岡山大学の戦略に沿った、岡山大学と地域の「特色と強み」を国際的なアセット化
- 国内外の多様なステークホルダーと連携した継続的サポート
- 東南アジアから南西アジアへ拡大し、脱炭素社会、循環経済、分散型社会に貢献する教育
求められる外国人留学生像
本プログラムでは、岡山大学が取り組んでいるSDGs達成のための科学技術イノベーション(STI for SDGs)を実行するために、持続可能な社会づくりに取り組む強い使命感を理解し、各人の専門性を活かした職業や活動を通じて、長期にわたる東南アジア・南西アジアにおける次世代の「環境と食の問題に取り組む国際的な教育ができる人材育成を目指している。そのためには、教授や45歳以上の教員ではなく、若手教員(准教授や45歳以下の教員)のもとで、留学生に学位を取得させることで、修了後20年以上に及ぶ『ポストSDGs』に向けた社会実装を目指した共創的イノベーションを創出し続ける関係の構築が可能になる。
本プログラムの全体像
養成する人材像
本プログラムでは、前述したように若手教員の指導の下で、SDGsの精神を身につけ、学位取得後、若手教員とともにポストSDGsにおける「食と環境」分野の社会実装を目指した共創的イノベーションを創出することができる東南アジア・南西アジアの次世代グローバルリーダーの育成が目的である。プログラム修了生は、以下の成果を獲得することができる。
- 環境課題に取り組むのに必要な方策を提示することができる。
- 課題解決時に生じる問題点を予測・理解し、その損失を最小にすることができる。
- 新たに生じる課題を予測することができる。
- これらを実施することで、さまざまな立場にある関係者と対話し、協働することができる。
- 世界的枠組み作りに参加できる人材を養成することができる。
求められる外国人留学生像
本プログラムでは,次世代グローバルリーダーの育成のため,以下に示す特徴的な授業科目を提供する。