農生命科学専攻
生物生産科学専攻は、世界的な人口増加と気候変動による生産性の変化に対応する持続的な食料生産の確保のために総合的な生産システムを構築するという環境生命科学研究科の目的を達成するため、自然科学研究科生物圏システム科学専攻を廃止し、設置します。
本専攻では、植物(作物)と動物(家畜)を人間の食の根源として考え、21世紀の現在に合ったその効果的な利用研究に焦点を当て、生物個体を扱うマクロなサイエンスと細胞・遺伝子・化合物などを扱うミクロなサイエンスを融合させた教育研究、すなわち個体レベルで行われる食の生産に関する最先端の教育研究を目指します。その際には、現在世界中で要望されている「環境に配慮した持続可能な食料生産」の視点を組み込み、グローバルな教育研究を行います。