岡山大学大学院 環境生命科学研究科

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環境省水・大気環境局の小林局長来学 環境研究発表会を開催

2014年07月14日

 環境省水・大気環境局の小林正明局長が6月25日、本学を訪れ、森田潔学長らと意見交換しました。大学院環境生命科学研究科教員らとの環境研究発表会なども行いました。
 小林局長は、森田学長をはじめ、阿部宏史企画・総務担当理事、山本進一研究担当理事、神崎浩大学院環境生命科学研究科長・教授らと対談。本学の環境分野の研究活動や岡山で開催される「持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development:ESD)に関するユネスコ世界会議」(11月10~12日)について意見交換しました。特に水や大気に関する環境研究の方針やESDにおける大学のサポートなどについて活発に議論しました。
 続いて、研究推進産学官連携機構棟で「岡山大学環境研究発表会」を開催。はじめに山本研究担当理事から本学の環境研究の取り組みについて紹介。その後、本学大学院環境生命科学科教員らが黄砂の発生源対策やPM2.5等粒子状物質の健康影響、児島湖の環境研究、瀬戸内海の数理科学的な潮流研究などを発表しました。小林局長をはじめ、築島明環境省中国四国地方環境事務所長や足立晃一同事務所高松事務所長、岡山市や倉敷市の環境関係者らとともに熱心に議論を行いました。
 26日には、小林局長、築島所長らとともに岡山市でESD開催準備についての意見交換や岡山県環境保健センター研究員らから、児島湖の水質改善の取り組みなどの説明を受け、児島湖や瀬戸内海を現地視察しました。
本学は、平成25年8月に文部科学省が全国の大学・研究機関から選定した「研究大学強化促進事業」の支援対象大学(国内19大学)のひとつであり、世界で研究の量、質ともに存在感を示す「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」を目指しています。環境分野の研究は理学、工学などの自然科学のみならず、政治、経済、教育などの人文・社会科学にも跨る広い研究分野です。本学の総合大学としての強みと異分野融合研究の実績を活かし、「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」の構築につなげていく予定です。

【本件問い合わせ先】
岡山大学リサーチ・アドミニストレーター(URA)執務室 東京サテライトオフィス
TEL:03-6225-2905

(14.07.14)


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