岡山大学大学院 環境生命科学研究科

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東南アジア辺境地域における情報圏と社会の相互作用ー「持続可能な開発」との関係から(社会基盤環境学専攻)

2021年09月24日

◆科学研究費 基盤研究(C)
◆研究代表者:生方 史数 →研究紹介ページはこちら
◆令和3年度~令和5年度

東南アジアの辺境社会では、国家や市場アクターが「持続可能な開発」の実践等を契機に情報基盤を整備することで、地域は遠隔地と強力に結合されつつある。このような情報を介した国家や市場の影響力の増大は、辺境部の地域社会をどうつくりかえるだろうか。また、地域社会は国家や市場との関係を自ら望む形にしていけるだろうか。本研究では、東南アジア辺境地域の「持続可能な開発」関連事業を事例に、国家・市場・地域社会を構成するアクターが情報圏をどう拡張したのか、またそれらが互いの情報圏や現実社会とどう相互作用しているのかを検証する。

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