岡山大学大学院 環境生命科学研究科

MENU

土壌環境変動に応答する植物のミネラル輸送システムの可塑性の解明(生物資源科学専攻)

2021年09月03日

◆科学研究費 基盤研究(S)
◆研究代表者:馬 建鋒 →研究紹介ページはこちら
◆令和3年度~令和7年度

地球規模の気候変動により、土壌の水分状態が大きく変動するため、作物の生育に欠かせない土壌中の養分濃度や化学形態が激しく変化している。本研究はこれらの土壌ミネラル環境変動に可塑的に対応する植物の輸送システムの解明を目的とする。主に“水陸両用”のイネを用いて、異なる土壌条件下(湛水と畑)で働く多様なミネラル輸送体を統合的に同定し、その機能や制御機構、構造を解明する。またミネラル変動や有害金属を感知する仕組み、環境変動に伴い輸送体を切り替えるシグナルなどを様々な手法で明らかにする。

ACADEMIC YEAR