国際保健学分野

国際保健学分野　（International Health）

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教員

准教授：頼藤貴志　Assoc. Prof. YORIFUJI Takashi
E-mail：yorichan＠（@以下はmd.okayama-u.ac.jp を付けてください。）
専門分野：疫学、環境疫学、周産期・小児期保健

主な研究テーマ

　主に、環境疫学（環境保健）、周産期・小児期の疫学、疫学全般、国際保健に関する研究を行っています。環境疫学（環境保健）に関しては、大気汚染曝露による健康影響評価、メチル水銀・水俣病の疫学調査、ヒ素中毒の疫学調査など幅広く研究を行っています。また、周産期保健に関しては、妊娠中の経過が児の出生にどのような影響を与えるのか、また小児保健に関しては出生児の要因がその後の成長発達にどのような影響を与えるのかを検証しています。

大気汚染の疫学研究

　人間を対象とし、大気汚染の曝露によりどれぐらいの余剰死亡が生じるのか、大気汚染の急性曝露と疾患の関連、大気汚染の慢性曝露と疾患の関連、大気汚染の曝露と周産期指標の関連など研究しています。

メチル水銀・水俣病の疫学研究

　メチル水銀曝露に関しては、高濃度曝露があった水俣病を主な研究テーマとして研究を行っています。例えば、メチル水銀曝露による感覚障害・精神症状・高血圧・がんの増加、毛髪水銀濃度と感覚障害の関連、臍帯水銀濃度の分布、認定制度の妥当性などの評価を行ってきました。また、水俣病の歴史なども紹介してきました（Yorifuji et al. European Environmental Agency 2013）。

その他環境疫学全般

　環境保健の領域では、その他、ヒ素曝露、アスベスト曝露、ダイオキシン曝露（カネミ油症）、揮発性有機化合物曝露、鉛曝露などによる健康影響の評価研究を行ってきました。

研究科紹介

国際保健学分野