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「東日本大震災の災害廃棄物処理の現状と課題」セミナーを開催しました

【日時】平成24年1月24日(火) 9:30~17:00
【場所】岡山大学創立五十周年記念館 大ホール
【概要】
東日本大震災では未曾有の津波災害で多くの建物が倒壊し、大量のがれきが発生しました。その処理・処分においては、海水を含んだ木材、海からの堆積物、放射性物質などの課題が発生し、計画通りに進んでいないのが現状です。本セミナーでは、岩手県の災害廃棄物処理担当者から、地震発生後から今日に至るまでの現地での対応や今後の計画について講演をしていただき、大学側からはそれぞれの専門的立場から災害廃棄物に係る知見を提供し、津波などの大規模自然災害によって発生する災害廃棄物に対してどのような対策が必要かについて議論します。
【プログラム】
9:00 受付開始
9:30 開催挨拶 山本進一副学長
9:40~10:40 「岩手県の災害廃棄物処理」
    岩手県環境生活部資源循環推進課主任主査 佐々木秀幸
10:40~11:20 「放射線の基礎と岩手県の汚染」
    岩手大学農学部共生環境課程教授 颯田尚哉
11:20~12:00 「木材がれきのリサイクルと国内林業の復活」
    岡山大学研究推進産学官連携機構教授 渡邊裕
   ---昼休み---
13:00~13:40 「福島第一原発事故と放射性廃棄物」
    岡山大学大学院環境学研究科教授 市川康明
13:40~14:20 「放射能による環境汚染と除染対策」
    岡山大学自然生命科学研究支援センター准教授 小野俊朗
   ---休憩---
14:30~15:10 「津波廃棄物発生量の推定」
    京都大学大学院工学研究科准教授 平山修久
15:10~15:30 「画像処理を用いた津波廃棄物発生量の推計」
    岡山大学環境理工学部 中村彰太
15:30~16:00 「水害廃棄物のマネジメント」
    岡山大学廃棄物マネジメント研究センター教授 藤原健史
   ---休憩---
16:10~16:50 「ディスカッション 災害廃棄物にどう備えるか」
16:50 閉会挨拶 藤原健史

【参加費用】無料
【事前登録】不要

本件担当
廃棄物マネジメント研究センター
電話:086-251-8911(月水金9~15時)
E-mail: wmrc@cc.okayama-u.ac.jp